“岩木川”の読み方と例文
読み方割合
いわきがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古い士族町、新しい商業町、場末ばすえのボロ町を通って、岩木川いわきがわを渡り、城北三里板柳いたやぎ村の方へ向うた。まだ雪を見ぬ岩木山は、十月の朝日に桔梗の花の色をして居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
この京が岩木川いわきがわの種を宿して生んだのが小錦八十吉やそきちである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)