“板柳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたやな50.0%
いたやぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二時間ばかりにして、岩木川の長橋を渡り、田舍町には家並の揃うて豐らしい板柳いたやな村に入つた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
あくる朝は早く板柳いたやな村を辭した。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
古い士族町、新しい商業町、場末ばすえのボロ町を通って、岩木川いわきがわを渡り、城北三里板柳いたやぎ村の方へ向うた。まだ雪を見ぬ岩木山は、十月の朝日に桔梗の花の色をして居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)