“木津川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きつがわ50.0%
きづがは25.0%
きづがわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、山城やましろ木津川きつがわまで行きますと、建波邇安王たけはにやすのみこは案のじょう、天皇におそむき申して、兵を集めて待ち受けていらっしゃいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
かく參向さんかうの公家衆例年の通り八幡宮御寶前はうぜんに於て御神拜しんはいをはり御式路淀の城下に差掛られしが茲に木津川きづがは淀川よどがは桂川かつらがはと云ふ三所の大川あり是に大橋小橋孫橋といへる三橋を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
役方やくかた提灯ちょうちんが来た頃には、お綱と孫兵衛をのせた剣尖船、堀尻ほりじりを南にそれて、櫓力ろぢからいッぱい木津川きづがわをサッサと下っている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)