“きつがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
木津川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、山城やましろ木津川きつがわまで行きますと、建波邇安王たけはにやすのみこは案のじょう、天皇におそむき申して、兵を集めて待ち受けていらっしゃいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
ここは寂しい木津川きつがわ縁で、うるんだ春の二十日月が、岸に並んで花咲いている桜並木の梢にかかり、蒼茫と煙った川水に一所影を宿している。
赤格子九郎右衛門の娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)