“木更津”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きさらづ95.2%
きさらず4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草鞋を穿いて追っかけるほどの兇状でもないので、まあ其のままに捨て置きましたが、あとで聞くと木更津きさらづの方で変死したそうです。
半七捕物帳:66 地蔵は踊る (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その時ちょうど肝腎かんじんの飴屋の丑松が、木更津きさらづへ行って留守、帰って来たところで、三人立会いの上、隠した場所から取出したのは昨夜ゆうべだ。
男が病気で死んだと云う報知しらせが、木更津きさらずの方から来たのは、それから二三年もってからであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)