“湯津香木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆつかつら50.0%
ユツカツラ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなはちその道に乘りていでましなば、魚鱗いろこのごと造れる宮室みや、それ綿津見わたつみの神の宮なり。その神の御門に到りたまはば、傍の井の上に湯津香木ゆつかつらあらむ。
彦火々出見命の海宮行の条に見ゆる、湯津香木ユツカツラ及び井中の影、之なり。塩椎神、彦火々出見命に教えて曰く、此船に乗りて、少しく行かば、魚鱗の如く造れる宮あらん。これ海神の宮なり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)