“魚鱗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぎょりん50.0%
うろくづ15.0%
うろこ15.0%
ぎよりん10.0%
いろこ5.0%
うろくず5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“魚鱗”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
文学 > ドイツ文学 > 詩15.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
いいかけた軍之助の声は宙に消えて、同時に、早瀬をさかのぼる魚鱗ぎょりんのごとき白線、一すじ伸びきって泰軒の胸元ふかく!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
城の本丸に電燈が輝いていた。雨に光沢を得た樹の葉がその灯の下で数知れない魚鱗ぎょりんのような光を放っていた。
城のある町にて (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
大荒原だいくわうげん縱横たてよこを、あら、萬眼まんがん魚鱗うろくづや。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
大荒原だいこうげん縦横たてよこを、あら、万眼まんがん魚鱗うろくづや。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
川のうえの魚ぶねは、そのとま魚鱗うろこのように列ねて、橋桁の下も、また賑やかな街をつくっている。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
短躯肥満、童顔豊頬にして眉間に小豆あずき大のいぼいんしたミナト屋の大将は快然として鉢巻を取りつつ、魚鱗うろこの散乱した糶台ばんだい胡座あぐらを掻き直した。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
はまぐり貝は又物をき取るにてきしたり。魚鱗ぎよりんちたるままのもの貝塚かいづかより出づる事有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
魚の中にて鱗の粗きものは調理てうりする前に之を取りのぞきたりと見えて、貝塚中に於て魚鱗ぎよりん散布さんふせるをみとむる事屡〻有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
我、この船を押し流さば、ややしましいでまさば、御路みちあらむ。すなはちその道に乘りていでましなば、魚鱗いろこのごと造れる宮室みや、それ綿津見わたつみの神の宮なり。
けれども中には『竜王が鎮護遊ばすあの池に獺のもう筈もないから、それはきっと竜王が魚鱗うろくずの命を御憫おあわれみになって、御自分のいらっしゃる池の中へ御召し寄せなすったのに相違ない。』と申すものも、思いのほか多かったようでございます。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)