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魚鱗
ふりがな文庫
“魚鱗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎょりん
54.5%
うろくづ
13.6%
うろこ
13.6%
ぎよりん
9.1%
いろこ
4.5%
うろくず
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎょりん
(逆引き)
河北軍のほうは、
易
(
えき
)
の
算木
(
さんぎ
)
をおいたような
象
(
かたち
)
。
魚鱗
(
ぎょりん
)
の正攻陣を
布
(
し
)
いている。曹操の陣はずっと散らかって、鳥雲の陣をもって迎えていた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
魚鱗(ぎょりん)の例文をもっと
(12作品)
見る
うろくづ
(逆引き)
春の
新潮
(
あらしほ
)
に乘つてくる
魚鱗
(
うろくづ
)
のやうな
生々
(
いき/\
)
した
少女
(
をとめ
)
は、その日の目覺めに、光りを
透
(
すか
)
して見たコツプの水を底までのんで、息を一ぱいに、噴水の霧のやうな、五彩の虹を
春
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
魚鱗(うろくづ)の例文をもっと
(3作品)
見る
うろこ
(逆引き)
この
雫
(
しづく
)
に、
横頬
(
よこほゝ
)
を
打
(
う
)
たれて、
腕組
(
うでぐみ
)
をして、ぬい、と
立
(
た
)
つたのは、
草鞋
(
わらぢ
)
を
吊
(
つ
)
つた
店
(
みせ
)
の
端近
(
はぢか
)
に
踞
(
しやが
)
んだ
山漢
(
やまをとこ
)
の
魚売
(
うをうり
)
で。三
枚
(
まい
)
の
笊
(
ざる
)
に
魚鱗
(
うろこ
)
が
光
(
ひか
)
つた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
魚鱗(うろこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ぎよりん
(逆引き)
はまぐり貝は又物を
掻
(
か
)
き取るに
適
(
てき
)
したり。
魚鱗
(
ぎよりん
)
の
充
(
み
)
ちたる
儘
(
まま
)
のもの
貝塚
(
かいづか
)
より出づる事有り。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
魚鱗(ぎよりん)の例文をもっと
(2作品)
見る
いろこ
(逆引き)
すなはちその道に乘りていでましなば、
魚鱗
(
いろこ
)
のごと造れる
宮室
(
みや
)
七
、それ
綿津見
(
わたつみ
)
の神の宮なり。その神の御門に到りたまはば、傍の井の上に
湯津香木
(
ゆつかつら
)
八
あらむ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
魚鱗(いろこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うろくず
(逆引き)
竜王が鎮護遊ばすあの池に獺の
棲
(
す
)
もう筈もないから、それはきっと竜王が
魚鱗
(
うろくず
)
の命を
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
魚鱗(うろくず)の例文をもっと
(1作品)
見る
“魚鱗”の意味
《名詞》
魚の鱗。
魚の鱗を模した陣形。
(出典:Wiktionary)
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
鱗
漢検準1級
部首:⿂
24画
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魚鱗形
魚鱗火
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