“うろくず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魚鱗33.3%
鱗屑33.3%
鱗族33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竜王が鎮護遊ばすあの池に獺のもう筈もないから、それはきっと竜王が魚鱗うろくずの命を
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
晴れきった漆黒の夜空のなかで、星が鱗屑うろくずのようにいろいろの色や光をしてきらめいていた。
見物人は船客一同に加えて、満天の星と、あるいは、海の鱗族うろくず共ものぞいているかも知れません。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)