“吾木香”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
われもこう60.0%
われもかう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ばえのせぬ吾木香などという香のあるものを霜枯れのころまでもお愛し続けになるような風流をしておいでになるのであった。
源氏物語:44 匂宮 (新字新仮名) / 紫式部(著)
いま、君の手紙を封筒に返さうと思つたら、底の方に吾木香の花のはいつてゐるのに気がついた。
母たち (新字旧仮名) / 神西清(著)
第七番目、第八番目、第九番目、山の兵営からの手紙は頬を染めるような文字でっている。——吾木香すすきかるかや秋くさの、さびしききはみ、君におくらむ。とても与一の歌ではあるまい。
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
おなじく秋の終りの花に刈萱があり、吾木香がある。
秋草と虫の音 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)