“木曾川”のいろいろな読み方と例文
新字:木曽川
読み方割合
きそがわ75.0%
きそがは25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういう甥の話は、三吉の心を木曾川きそがわの音のする方へ連れて行った。ふるい橋本の家は、曾遊そうゆうの時のままで、未だ彼の眼にあった。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
信長のまわりには、二段三段と、大将をかこむ陣形ができて、やがて、国境の木曾川きそがわの東岸まで進んで来た。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
飛騨ひだ信濃しなのさかひはし峻嶺しゆんれいを「日本にほんアルプス」などと得意顏とくいがほとなへ、はなはだしきは木曾川きそがはを「日本にほんライン」といひ、さらはなはだしきは、そのある地點ちてんを「日本にほんローレライ」などといつたものがある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
ゆるにれし木曾川きそがは
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)