“きそがは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木曾川66.7%
木曽川33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛騨ひだ信濃しなのさかひはし峻嶺しゆんれいを「日本にほんアルプス」などと得意顏とくいがほとなへ、はなはだしきは木曾川きそがはを「日本にほんライン」といひ、さらはなはだしきは、そのある地點ちてんを「日本にほんローレライ」などといつたものがある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
ゆるにれし木曾川きそがは
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なんといふふかやまたにとうさんのさきにありましたらう。とうさんは木曽川きそがはえる谷間たにあひについて、はやしなかあるいてくやうなものでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
このおさるさんのつてあるところはたかがけしたでした。はししたながれる木曽川きそがはがよくえて、ふかやまなからしい、景色けしきいところでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
小父をじさんのうちのある木曾福島町きそふくしままち御嶽山おんたけさんちかいところですが、あれから木曽川きそがはについて十ばかりも川下かはしも神坂村みさかむらといふむらがあります。それがとうさんのうまれたむらです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)