“御嶽山”のいろいろな読み方と例文
新字:御岳山
読み方割合
おんたけさん81.3%
おやま6.3%
みたけさん6.3%
みたけやま6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまなつらしくなると、すゞおときこえるやうにります。御嶽山おんたけさんのぼらうとする人達ひとたち幾組いくくみとなく父さんのおうちまへとほるのです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
御嶽山おやまへ出かけて行って、大天狗だいてんぐを召捕られたらどうです、あなたとはいい取組みでしょう
私たちの結婚した年であつたから恰度今から十一年前にあたる、武藏の御嶽山みたけさんに一週間ほど登つてゐた事がある。山上のある神官の家に頼んで泊めて貰つてゐた。ある夜、私は其處のかはやに入つてゐた。
それから伊豆半島の南の端、雲見くもみ御嶽山みたけやまにも浅間の社というのがありまして、この山も富士と非常に仲が悪いという話でありました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)