“おんたけさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御嶽山68.4%
御岳山26.3%
御嶽様5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御嶽山おんたけさんを少し進んだ一ツ橋どおりを右に見る辺りで、この街鉄は、これから御承知のごとく東明館前を通って両国へ行くのである。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
百獣店ももんじだなから追ってきた源内は、とんだよいみちづれを見つけた気で、緩々かんかんたる歩調とのどかなあるきばなしに、木曾風俗の漫評まんぴょうや、御岳山おんたけさんの裏谷で採った薬草の効能や、そうかと思うと、近頃
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「もう好いだろう、それでおっかながって、来ないだろう、また来るようなら、下谷に御嶽様おんたけさんの行者があるから祈祷してもらおう」
狐の手帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)