“御殿山”の読み方と例文
読み方割合
ごてんやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸時代のお花見といえば、上野、向島、飛鳥山あすかやま、これは今も変りがありませんが、御殿山ごてんやまというものはもう無くなってしまいました。
半七捕物帳:31 張子の虎 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
横浜を襲撃するという宣伝(十一月)などの後ついに御殿山ごてんやま英公使館焼打(十二月)となって、英幕関係は急速に悪化した。
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
同じ年の十二月の夜には品川しながわ御殿山ごてんやまの方に幕府で建造中であった外国公使館の一区域も長州人士のために焼かれた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)