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幾組
ふりがな文庫
“幾組”の読み方と例文
読み方
割合
いくくみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくくみ
(逆引き)
山
(
やま
)
が
夏
(
なつ
)
らしくなると、
鈴
(
すゞ
)
の
音
(
おと
)
が
聞
(
きこ
)
えるやうに
成
(
な
)
ります。
御嶽山
(
おんたけさん
)
に
登
(
のぼ
)
らうとする
人達
(
ひとたち
)
が
幾組
(
いくくみ
)
となく父さんのお
家
(
うち
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
るのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
美しい美しい
桔梗
(
ききょう
)
いろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが
幾組
(
いくくみ
)
も幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ちい
子
(
こ
)
ちゃんは、お
説教
(
せっきょう
)
のあとで、
子供
(
こども
)
たちが、
幾組
(
いくくみ
)
かに
分
(
わ
)
かれて、
先生
(
せんせい
)
から
聞
(
き
)
くお
話
(
はなし
)
をたのしみにしていました。
鳥鳴く朝のちい子ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
幾組(いくくみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾組”のふりがなが多い著者
壺井栄
長塚節
島崎藤村
夏目漱石
吉川英治
宮沢賢治
泉鏡花
小川未明