“贔負”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひいき82.0%
びいき16.0%
きにいり2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし単に夫を贔負にしてくれるという事が、何でその人を妻の前に談話の題目としてかられるのだろう。お延は解らなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
日本とも言いたいほど日本贔負の婦人であった。その人が岸本を紹介してくれたのであった。老婦人は居間の方へ岸本を連れて行った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
村の人達は、富江を淡白な、さばけた、面白いとして心置なく待遇つてゐる。殊にも小川の母——お柳にはお贔負で、よくにも出入する。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)