“贔負客”の読み方と例文
読み方割合
ひいききゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茂太郎は、こんな意味において、日に日に婦人の贔負客ひいききゃくをひきつけていました。ある種類の婦人客のうちには、何かの好奇ものずきから、茂太郎を競争する者さえ現われようという有様です。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)