“蕩々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とうとう64.3%
とろとろ14.3%
たうたう7.1%
とけどけ7.1%
とろ/\7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蕩々”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 社会科学 > 論文集・評論集・講演集11.1%
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓6.2%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
いて道衍の為に解さば、ただれ道衍が天にくるの気と、自らたのむの材と、莾々もうもう蕩々とうとう
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
君子くんしたいらかにして蕩々とうとうたり、小人しょうじんとこしなえ戚々せきせきたり」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
じなじなと巻緊まきしめられると、五臓六腑が蒸上むれあがって、肝まで溶融とろけて、蕩々とろとろ膏切あぶらぎった身体な、——気の消えそうな薫のい、湿った暖い霞に
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
燃ゆる様な好摩かうまが原の夏草の中を、驀地ましぐらに走つた二条の鉄軌レールは、車の軋つた痕に烈しく日光を反射して、それに疲れた眼が、はる彼方むかうに快い蔭をつくつた、白樺の木立の中に、蕩々とろとろと融けて行きさうだ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
蕩々たうたうたる空、藹々あいあいたる土、洋々たる海。和風おのづからにして、麗光十方にく。日の天にあるかくのごとく、民の仰いでうるほふかくのごとく、悠久二千六百年、祝典の今日が來たのだ。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
唯喰ツてゐると謂ツては、何んの意味も無ければ不思議も無いが、其が奈何いかにも樂しさうで、喰ツてゐる間、氣も心も蕩々とけどけしてゐるかと思はれた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
燃ゆる樣な、好摩かうまが原の夏草の中を、驀地まつしぐらに走つた二條の鐵軌レールは、車の軋つた痕に激しく日光を反射して、それに疲れた眼が、逈か彼方に快い蔭をつくつた、白樺の木立の中に、蕩々とろ/\と融けて行きさうだ。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)