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羸弱
ふりがな文庫
“羸弱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
るいじゃく
54.5%
ひよわ
18.2%
るゐじやく
9.1%
かよわ
4.5%
よわき
4.5%
キヤな
4.5%
フラジル
4.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るいじゃく
(逆引き)
清逸のことだから元来
羸弱
(
るいじゃく
)
な健康を
害
(
そこ
)
ねても何んとかするであろうが、それまでの苦心を息子一人にさせておくのは親の本能が許さなかったろう。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
羸弱(るいじゃく)の例文をもっと
(12作品)
見る
ひよわ
(逆引き)
が、自分ひとりは覺悟の前である生活の苦鬪の中に
羸弱
(
ひよわ
)
い彼女までその渦の中に卷きこんで苦勞させることは堪へ難いことであつた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
羸弱(ひよわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
るゐじやく
(逆引き)
古仏と
云
(
い
)
はれた人の
真似
(
まね
)
も長命も、無論自分の
分
(
ぶん
)
でないかも知れないけれども、
羸弱
(
るゐじやく
)
なら
羸弱
(
るゐじやく
)
なりに、現にわが眼前に開展する月日に対して、あらゆる意味に
於
(
おい
)
ての感謝の意を致して
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
羸弱(るゐじやく)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
かよわ
(逆引き)
おくみの
羸弱
(
かよわ
)
い手が、自分の頸の廻りに、纏ひ附いて居る為に、踠けば踠くほど、深味へ陥ちて行くやうに思はれてしやうがなかつた。
海の中にて
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
羸弱(かよわ)の例文をもっと
(1作品)
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よわき
(逆引き)
わが
老健
(
すこやか
)
を鼻にかけて
今世
(
いまどき
)
の若者の
羸弱
(
よわき
)
をあざけり、転地の事耳に入れざりし
姑
(
しゅうと
)
も、現在目の前に浪子の一度ならずに喀血するを見ては、さすがに驚き——伝染の恐ろしきを聞きおれば——恐れ
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
羸弱(よわき)の例文をもっと
(1作品)
見る
キヤな
(逆引き)
吾
(
ワ
)
だケエに十年も
後家
(
ごけ
)
立デデせ、
他
(
ホガ
)
の
家
(
エ
)
ガら
童
(
ワラシ
)
貰
(
もら
)
て
藁
(
わら
)
の上ララ
育
(
そだ
)
デデ見デも、
羸弱
(
キヤな
)
くてアンツクタラ病氣ネ
罹
(
トヅガ
)
れデ死なれデ見れば、
派立
(
ハダヂ
)
の
目腐
(
めくさ
)
れ
阿母
(
アバ
)
だケヤエに
八十歳
(
ハチヂウ
)
の
身空
(
みそら
)
コイデ
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
羸弱(キヤな)の例文をもっと
(1作品)
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フラジル
(逆引き)
そのほか、私の正面には、ルセアニア人の
羸弱
(
フラジル
)
な眼鼻立ちがあった。彼は、
頸
(
くび
)
へ青い血管を巻いて、
蓴菜
(
じゅんさい
)
のような指を組んでいた。
踊る地平線:10 長靴の春
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
羸弱(フラジル)の例文をもっと
(1作品)
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羸
漢検1級
部首:⽺
19画
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
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