今世このよ)” の例文
予は今世このよの別れとは知り、忍びざるも、然れども露国に対するの戦端開け、又一が召集せらるるも近きにあらんか、依てすみやかに又一を札幌に出でしめ、責めては存命中に又一に面会せしめて
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
生者いけるものつひにもぬるものにあれば今世このよなるたぬしくをあらな (同・三四九)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)