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木挽
ふりがな文庫
“木挽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こびき
92.6%
こび
7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こびき
(逆引き)
そうすると、いろいろ難儀なことが出来て、実に閉口したと帰って来てから後藤君が話された処によると、
木挽
(
こびき
)
は木を四ツにしたのです。
幕末維新懐古談:73 栃の木で老猿を彫ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
小屋の横に、
巨
(
おお
)
きな材木が枕木に横たわっているし、辺りに
大鋸屑
(
おがくず
)
が積もっているなどから見ても、これは
木挽
(
こびき
)
職人の寝小屋らしかった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
木挽(こびき)の例文をもっと
(50作品)
見る
こび
(逆引き)
職とする仕事も、運輸だけではなく、魚貝の売買、塩の仲次ぎ、小酒屋、石切り、鍛冶、車造り、馬子、
輿丁
(
こしかき
)
、瓦焼き、
木挽
(
こび
)
き、船大工。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
多くの
木挽
(
こび
)
き等が雪の深山に
椴松
(
とどまつ
)
、
蝦夷松
(
えぞまつ
)
の切り倒されたのを挽き、多くの人夫等がそれを
橇
(
そり
)
で引き出すところに飛んで行く。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
木挽(こび)の例文をもっと
(4作品)
見る
“木挽”の解説
木挽、または木挽き(こびき)は、木材を「大鋸」(おが/おおが)を使用して挽き切ること、およびそれを職業とする者。大鋸挽・大鋸挽き(おがひき)とも呼ぶ。15世紀末の資料には、「大鋸」を「おおのこ」と読み「大のこひき」(おおのこひき、大鋸引)と表記する場合もあった。現在の製材、および製材作業者で、かつ卓越した木材の鑑定能力をもつ職能集団を指す。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
挽
漢検準1級
部首:⼿
10画
“木挽”で始まる語句
木挽町
木挽小屋
木挽橋
木挽場
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木挽町河岸
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挽木
“木挽”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
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長谷川伸
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斎藤茂吉
梶井基次郎