“枳殻”のいろいろな読み方と例文
旧字:枳殼
読み方割合
からたち75.9%
きこく13.8%
からたちばな6.9%
カラタチバナ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここから運河が山に入るまでの両側は、枳殻が連つてゐるので、秋になると、黄色な実が匂を強く放つて私たちを喜ばせた。
琵琶湖 (新字旧仮名) / 横光利一(著)
と小兼はお蘭を連れてを聞き/\竹ヶ崎の山へ来て見ると、芝を積んで枳殻を植え、大きな丸太を二本立て、表門があり、梅林が有りまして
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに枳殻の藪を作つた家の外構への一個処に、まだ石城が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに枳殻叢生を作つた家の外構への一個処に、まだ石城が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)