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枳殻
ふりがな文庫
“枳殻”のいろいろな読み方と例文
旧字:
枳殼
読み方
割合
からたち
71.9%
きこく
15.6%
からたちばな
6.3%
たちから
3.1%
カラタチバナ
3.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からたち
(逆引き)
ここから運河が山に入るまでの両側は、
枳殻
(
からたち
)
が連つてゐるので、秋になると、黄色な実が匂を強く放つて私たちを喜ばせた。
琵琶湖
(新字旧仮名)
/
横光利一
(著)
枳殻(からたち)の例文をもっと
(23作品)
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きこく
(逆引き)
と小兼はお蘭を連れて
路
(
みち
)
を聞き/\竹ヶ崎の山へ来て見ると、芝を積んで
枳殻
(
きこく
)
を植え、大きな丸太を二本立て、表門があり、
梅林
(
うめばやし
)
が有りまして
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
枳殻(きこく)の例文をもっと
(5作品)
見る
からたちばな
(逆引き)
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに
枳殻
(
からたちばな
)
の藪を作つた家の外構への一個処に、まだ
石城
(
しき
)
が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
枳殻(からたちばな)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
たちから
(逆引き)
毛虫芋虫は
嫩葉
(
どんよう
)
を食むのみに非ず秋風を待って再び繁殖しいよいよ肥大となる。
梔子
(
くちなし
)
木犀
(
もくせい
)
枳殻
(
たちから
)
の葉を食うものは毛なくして角あり。その状悪鬼の金甲を戴けるが如し。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
枳殻(たちから)の例文をもっと
(1作品)
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カラタチバナ
(逆引き)
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに
枳殻
(
カラタチバナ
)
の
叢生
(
ヤフ
)
を作つた家の外構への一個処に、まだ
石城
(
シキ
)
が可なり広く、
人丈
(
ヒトタケ
)
にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
枳殻(カラタチバナ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“枳殻”の意味
《名詞》
カラタチ
(出典:Wiktionary)
“枳殻”の解説
枳殻(きこく)とは、ミカン科(ダイダイ、ナツミカンなど)の成熟した果実を乾燥した生薬ただし、異説あり。である。健胃作用がある。
(出典:Wikipedia)
枳
漢検1級
部首:⽊
9画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
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