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枳殻
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からたちばな
ふりがな文庫
“
枳殻
(
からたちばな
)” の例文
旧字:
枳殼
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに
枳殻
(
からたちばな
)
の藪を作つた家の外構への一個処に、まだ
石城
(
しき
)
が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
家持は、門と門との間に、細かい
柵
(
さく
)
をし
囲
(
めぐ
)
らし、目隠しに
枳殻
(
からたちばな
)
の
叢生
(
やぶ
)
を作った家の外構えの一個処に、まだ
石城
(
しき
)
が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄って行った。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
“枳殻”の意味
《名詞》
カラタチ
(出典:Wiktionary)
“枳殻”の解説
枳殻(きこく)とは、ミカン科(ダイダイ、ナツミカンなど)の成熟した果実を乾燥した生薬ただし、異説あり。である。健胃作用がある。
(出典:Wikipedia)
枳
漢検1級
部首:⽊
9画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“枳殻”で始まる語句
枳殻垣
枳殻寺
枳殻籬