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枳殻寺
ふりがな文庫
“枳殻寺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からたちでら
80.0%
からだちでら
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からたちでら
(逆引き)
或る人が
中
(
なか
)
ノ
郷
(
ごう
)
の
枳殻寺
(
からたちでら
)
の近所を通ると、紙の旗や
蓆
(
むしろ
)
旗を立てて、大勢が一団となり、
鬨
(
とき
)
の声を揚げ、米屋を
毀
(
ぶ
)
ち
壊
(
こわ
)
して、勝手に米穀を
奪
(
さら
)
って行く現場を見た。
幕末維新懐古談:18 一度家に帰り父に誡められたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
二人
(
ふたり
)
はベルツの銅像の前から
枳殻寺
(
からたちでら
)
の横を電車の通りへ出た。銅像の前で、此銅像はどうですかと聞かれて三四郎は又弱つた。表は大変賑やかである。電車がしきりなしに通る。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
枳殻寺(からたちでら)の例文をもっと
(4作品)
見る
からだちでら
(逆引き)
幕末の
比
(
ころ
)
であった。本郷の
枳殻寺
(
からだちでら
)
の傍に新三郎と云う男が住んでいたが、その新三郎は
旅商人
(
たびあきんど
)
でいつも上州あたりへ織物の買い出しに往って、それを東京近在の小さな呉服屋へ卸していた。
狐の手帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
枳殻寺(からだちでら)の例文をもっと
(1作品)
見る
枳
漢検1級
部首:⽊
9画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
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枳殻
枳殻垣
枳殻籬
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殼枳寺
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高村光雲
泉鏡花
田中貢太郎