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からたちでら
ふりがな文庫
“からたちでら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
枳殻寺
66.7%
殼枳寺
16.7%
臭橘寺
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枳殻寺
(逆引き)
二人
(
ふたり
)
はベルツの銅像の前から
枳殻寺
(
からたちでら
)
の横を電車の通りへ出た。銅像の前で、此銅像はどうですかと聞かれて三四郎は又弱つた。表は大変賑やかである。電車がしきりなしに通る。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
からたちでら(枳殻寺)の例文をもっと
(4作品)
見る
殼枳寺
(逆引き)
たどり
過
(
すぎ
)
人の心に
尖
(
とげ
)
ぞ有る
殼枳寺
(
からたちでら
)
や
切道
(
きりどほ
)
し切るゝ身とは知らずとも
頓
(
やが
)
て命は仲町と三次は
四邊
(
あたり
)
見廻すに
忍
(
しの
)
ばずと云ふ名は有りと
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
こそ
窟竟
(
くつきやう
)
の所と思へどまだ夜も
淺
(
あさ
)
ければ人の
往來
(
ゆきき
)
も
絶
(
たえ
)
ざる故山下通り打過て
漸々
(
やう/\
)
思ひ金杉と心の
坂本
(
さかもと
)
通
(
どほ
)
り
越
(
こし
)
大恩寺
(
だいおんじ
)
前
(
まへ
)
へ曲り込ば此處は名に
負
(
おふ
)
中田圃
(
なかたんぼ
)
右も左りも
畔道
(
あぜみち
)
にて
人跡
(
じんせき
)
さへも
途絶
(
とだえ
)
たる向ふは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
からたちでら(殼枳寺)の例文をもっと
(1作品)
見る
臭橘寺
(逆引き)
それから
松源
(
まつげん
)
や
雁鍋
(
がんなべ
)
のある広小路、狭い
賑
(
にぎ
)
やかな
仲町
(
なかちょう
)
を通って、湯島天神の社内に
這入
(
はい
)
って、陰気な
臭橘寺
(
からたちでら
)
の角を曲がって帰る。しかし仲町を右へ折れて、無縁坂から帰ることもある。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
からたちでら(臭橘寺)の例文をもっと
(1作品)
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