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畔道
ふりがな文庫
“畔道”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぜみち
94.1%
くろみち
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぜみち
(逆引き)
どうも鴫は居ぬらしい。後の方でダーダーと云う者があるからふりかえると、五、六
間
(
けん
)
後の
畔道
(
あぜみち
)
の分れた処の石橋の上に馬が立っている。
鴫つき
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
便りに思う爺さんだって、旅他国で
畔道
(
あぜみち
)
の一面識。自分が望んでではありますが、家と云えば、この畳を敷いた——
八幡不知
(
やわたしらず
)
。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
畔道(あぜみち)の例文をもっと
(16作品)
見る
くろみち
(逆引き)
瀬田は頭がぼんやりして、
体
(
からだ
)
ぢゆうの脈が
鼓
(
つゞみ
)
を打つやうに耳に響く。狭い田の
畔道
(
くろみち
)
を踏んで行くに、足がどこを踏んでゐるか感じが無い。
動
(
やゝ
)
もすれば
苅株
(
きりかぶ
)
の間の
湿
(
しめ
)
つた泥に足を
蹈
(
ふ
)
み込む。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
畔道(くろみち)の例文をもっと
(1作品)
見る
畔
常用漢字
中学
部首:⽥
10画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“畔”で始まる語句
畔
畔路
畔田翠山
畔柳
畔倉
畔放
畔柳芥舟
畔田
畔傳
畔柳元衛
検索の候補
宍道湖畔
“畔道”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
作者不詳
樋口一葉
中里介山
山村暮鳥
徳田秋声
森鴎外
佐藤春夫
高村光雲
泉鏡花