“畔放”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あはなち66.7%
アハナチ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大祓おおはらえ祝詞のりとにも同じく畔放あはなち溝埋みぞうめ樋放ひはなち頻蒔しきまき、串刺と列挙してこれを天津罪すなわち新来の優等人種が犯すおそれある罪の中に数えたのを見ても明白であるごとく
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一方は串刺くしざし重播しきまき畔放あはなちというごとく、主として土地占有権の侵害であるに反して、他の一方は父と子犯すといい、獣犯すというような無茶なもので明白に犯罪の性質に文野の差あることが認められ
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その罪過は所謂八個の「アマつ罪」、即ち畔放アハナチ溝埋ミヅウメ樋放ヒハナチ頻蒔シキマキ串刺クシサシ生剥イキハギ逆剥サカハギ屎戸クソベの八個にして、大祓の祝詞に特筆する所なり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)