“国津罪”の読み方と例文
読み方割合
くにつつみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
助、豊雄をにらまへて、なんぢ神宝かんだからを盗みとりしはためしなき一七六国津罪くにつつみなり。なほ種々くさぐさたから一七七いづちに隠したる。明らかにまうせといふ。
この種の行為が重罪とせられる点に於て畔放ち・溝埋めの国津罪くにつつみを聯想せしめるものがある。
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)