“国津神”の読み方と例文
読み方割合
くにつかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天津神あまつかみ国津神くにつかみ山之神やまのかみ海之神うみのかみ木之神きのかみ草之神くさのかみ、ありとあらゆる神がみが、人間の間に姿を見せていたころのことであった。
火傷した神様 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
右の条々、つつしんで相守り申すべく候。もし違乱に及び候わば、八百万やおよろず天津神あまつかみ国津神くにつかみ、明らかに知ろしめすべきところなり。よって、誓詞如件くだんのごとし
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
神様に天神てんじん地祇ちぎという区別がありまして、すなわち天津神あまつかみ国津神くにつかみですが、その天津神あまつかみとは高天原の神様、すなわち天孫民族の祖神と仰ぐ神様で