“くにつかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国津神57.1%
地祇28.6%
国神14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右の条々、つつしんで相守り申すべく候。もし違乱に及び候わば、八百万やおよろず天津神あまつかみ国津神くにつかみ、明らかに知ろしめすべきところなり。よって、誓詞如件くだんのごとし
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
天津神の教によりて天神あまつかみ地祇くにつかみを崇祭し給い、その位に橿原宮にき給うや、また天神・地祇を宮中に祭り奉り、特に天津神の代表者と仰ぎ奉るべき天照大神と、大地主神おおとこつかさのかみなる倭大国魂神やまとのくにみたまのかみとを
出雲いずもの川上というところにいたりたもう。そこにひとりのおきなうばとあり。ひとりの少女おとめをすえてかきなでつつ泣きけり。素戔烏尊すさのおのみことたぞと問いたもう。われはこの国神くにつかみなり。脚摩乳あしなずち手摩乳てなずちという。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)