“八百万”のいろいろな読み方と例文
旧字:八百萬
読み方(ふりがな)割合
やおよろず81.8%
やほよろづ9.1%
やおまん4.5%
やほよろ4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“八百万”を含む作品のジャンル比率
産業 > 農業 > 農業25.0%
自然科学 > 数学 > 数学12.5%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
日本のような多彩にして変幻きわまりなき自然をもつ国で八百万やおよろずの神々が生まれ崇拝され続けて来たのは当然のことであろう。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
八百万やおよろずの神々を念じながら、流るる汗を押し拭い、二度三度押せど引けど、動かぬ岩は動かばこそ、精さえ根さえ尽き果てた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこで八百万やほよろづの神々は一大会議を開いて、素盞嗚尊を流刑にすることゝ天照大神に出ていたゞいて世間を明るくすることゝを決議しました。
農民自治の理論と実際 (新字旧仮名) / 石川三四郎(著)
又或時は心細さの便無たよりなき余に、神を信ずる念は出でて、夫の頼むに足らざるところをば神明しんめい冥護みようごらんと、八百万やほよろづの神といふ神は差別無しやべつなく敬神せるが中にも
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
八百万やおまんの若い者や、角の夜駕籠よかごかきや、町内のばくち打ちなどの威勢のいい連中が、めいめい獲物をふりかざして、和泉屋に頼まれて警戒に来ていた他町の鳶の者と渡り合っていた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
何となれば、聖浄にして犯すべからざる文学の威厳は、「事業」といふ俗界の「神」に近づけられたるを以て損ずべければなり、八百万やほよろづの神々の中に、事業といふ神の位地は甚だ高からず。
人生に相渉るとは何の謂ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)