“八百万神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やおよろずのかみ66.7%
やほよろづのかみ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩戸の前に集った八百万神やおよろずのかみが、「思兼神に思はしめて」、はじめて岩戸開きも可能であったわけで、光りを仰ぐにはこの神の力が絶対に必要だったのである。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
八百万神やおよろずのかみをはじめ、我々人間に至るまで、大もとはみな天照大神のお光の御分身じゃ、天照大神が万物の親神で、その御陽気が天地の間に充ち渡り、充ち渡り
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
はや納受きこしめして、禍事咎祟あしきこととがたたりはあらじものをと、祓ひ給ひ清め給ふ由を、八百万神やほよろづのかみたち、もろともに聞し召せと申す——
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)