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万八
ふりがな文庫
“万八”の読み方と例文
読み方
割合
まんぱち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんぱち
(逆引き)
武者絵
(
むしゃえ
)
の元祖といってもいい人で、よく両国の
万八
(
まんぱち
)
——
亀清楼
(
かめせい
)
のあるところ——に画会があると、連れていってくれたものだ。
旧聞日本橋:22 大門通り界隈一束(続旧聞日本橋・その一)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
折から
校書
(
かうしよ
)
十数輩と共に柳橋
万八
(
まんぱち
)
の水楼に在りし、明子の夫満村恭平と、始めて
一夕
(
いつせき
)
の
歓
(
くわん
)
を
倶
(
とも
)
にしたり。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おおよそは何かしらに拠って、手製の
万八
(
まんぱち
)
を無遠慮に加えず、
斯様
(
こう
)
も有ったろうというだけを評釈的に述べて、夜涼の縁側に
団扇
(
うちわ
)
を
揮
(
ふる
)
って放談するという格で語ろう。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
万八(まんぱち)の例文をもっと
(4作品)
見る
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
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