“生剥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いきはぎ50.0%
いけはぎ25.0%
イキハギ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また猟師に聞くと、猿を手捕にすると、よく皮を生剥いきはぎにする。皮はその儘乾かして冬着にするのださうだが、真裸まつぱだかにされた猿は、自分の毛皮を見てはらはら涙を流すさうだ。
そこで驚き恐懼きようくして御大葬の宮殿にお遷し申し上げて、更にその國内から幣帛へいはくを取つて、生剥いけはぎ逆剥さかはぎ畦離あはなち・溝埋みぞうめ・屎戸くそへ・不倫の結婚の罪の類を求めて大祓おおばらえしてこれを清め
その罪過は所謂八個の「アマつ罪」、即ち畔放アハナチ溝埋ミヅウメ樋放ヒハナチ頻蒔シキマキ串刺クシサシ生剥イキハギ逆剥サカハギ屎戸クソベの八個にして、大祓の祝詞に特筆する所なり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)