トップ
>
生剥
ふりがな文庫
“生剥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いきはぎ
50.0%
いけはぎ
25.0%
イキハギ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきはぎ
(逆引き)
また猟師に聞くと、猿を手捕にすると、よく皮を
生剥
(
いきはぎ
)
にする。皮はその儘乾かして冬着にするのださうだが、
真裸
(
まつぱだか
)
にされた猿は、自分の毛皮を見てはらはら涙を流すさうだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
生剥(いきはぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いけはぎ
(逆引き)
そこで驚き
恐懼
(
きようく
)
して御大葬の宮殿にお遷し申し上げて、更にその國内から
幣帛
(
へいはく
)
を取つて、
生剥
(
いけはぎ
)
・
逆剥
(
さかはぎ
)
・
畦離
(
あはな
)
ち・
溝埋
(
みぞう
)
め・
屎戸
(
くそへ
)
・不倫の結婚の罪の類を求めて
大祓
(
おおばらえ
)
してこれを清め
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
生剥(いけはぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
イキハギ
(逆引き)
その罪過は所謂八個の「
天
(
アマ
)
つ罪」、即ち
畔放
(
アハナチ
)
、
溝埋
(
ミヅウメ
)
、
樋放
(
ヒハナチ
)
、
頻蒔
(
シキマキ
)
、
串刺
(
クシサシ
)
、
生剥
(
イキハギ
)
、
逆剥
(
サカハギ
)
、
屎戸
(
クソベ
)
の八個にして、大祓の祝詞に特筆する所なり。
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
生剥(イキハギ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“生剥”の解説
生剥(いきはぎ)は神道における罪の観念で、『延喜式』巻八「祝詞」に収録される大祓詞に登場する天つ罪のひとつである。
馬の皮を生きたまま剥ぐことされる。
『日本書紀』にスサノオ命が天照大神が神に献上する服を織っている殿内に天斑駒(アメノフチコマ)を生剥にして投げ入れたとその起源を記していることから、神事(ないしはその準備)の神聖性を侵犯するものとされるが、本来は単に家畜の皮を剥いで殺傷することとの説もある。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
剥
部首:⼑
10画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
検索の候補
生皮剥
生呑活剥
“生剥”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
高木敏雄
薄田泣菫