“生皮剥”の読み方と例文
読み方割合
なまかわは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、生皮剥なまかわはぎの薄刃物の刃を、てのひらにあててためしながら、当惑したように医師は云った。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
道服を着た医師くすしめいた男が、盆の上に整然と並べられている、小刀メス小槌こづち小鋸このこぎり生皮剥なまかわはぎの薄刃物、生き眼刳りの小菱鉾こびしぼこ生爪なまづめ剥がしの偃月えんげつ形のきり、幾本かの針といったような物を
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)