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偃月
ふりがな文庫
“偃月”の読み方と例文
読み方
割合
えんげつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんげつ
(逆引き)
しかもその手に抱えているのは、主人潘璋が、関羽を討ったとき功によって呉王から賜った、関羽が遺愛の有名なる
偃月
(
えんげつ
)
の青龍刀だ。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道服を着た
医師
(
くすし
)
めいた男が、盆の上に整然と並べられている、
小刀
(
メス
)
、
小槌
(
こづち
)
、
小鋸
(
このこぎり
)
、
生皮剥
(
なまかわは
)
ぎの薄刃物、生き眼刳りの
小菱鉾
(
こびしぼこ
)
、
生爪
(
なまづめ
)
剥がしの
偃月
(
えんげつ
)
形の
錐
(
きり
)
、幾本かの針といったような物を
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そういうと、関羽は、小脇にしていた
偃月
(
えんげつ
)
の青龍刀をさしのべてその
薙刀形
(
なぎなたなり
)
の刃さきに、錦の袍を引っかけ、ひらりと肩に打ちかけると
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
偃月(えんげつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“偃月”の意味
《名詞》
半円の形状をした月。半月。
半円の形状にした陣形。
(出典:Wiktionary)
偃
漢検1級
部首:⼈
11画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“偃月”で始まる語句
偃月刀
偃月橋
偃月形
検索の候補
偃月刀
偃月橋
偃月形
“偃月”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎