“真裸”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞裸
読み方割合
まっぱだか61.9%
まはだか23.8%
まつぱだか9.5%
まるはだか4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よし真裸まっぱだかになるほど、職業から放れて無一もんになっていてもいい、葉子の乗って帰って来た船に木村も乗って一緒に帰って来たら
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
そこへ相役の一人が供先から帰って真裸まはだかになって、手桶ておけげて井戸へ水を汲みに行きかけたが、ふとこの小姓の寝ているのを見て
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「さう言へば、顔は全くお前さんだ。だけど、わたしはまだ安心が出来ないから、真裸まつぱだかになつてごらん。」
悪魔の宝 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
しかし、三四日するうちに、そこには何もなくなり真裸まるはだかな、穴だらけな、醜態ぶざまな土地が残された。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)