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『悪魔の宝』
ふりがな文庫
『
悪魔の宝
(
あくまのたから
)
』
或ところに、センイチといふ猟師がゐました。たいへん上手な猟師でしたが、或日、どうしたことか、何の獲物もとれませんでした。鉄砲をかついで、一日山の中を歩きまはりましたが、小鳥一羽、鼠一ぴきも、見あたりませんでした。 「へんな日だ。今日はだめか …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1929(昭和4)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
猪
(
ゐのしし
)
一日
(
いちんち
)
上
(
あが
)
真裸
(
まつぱだか
)
打開
(
うちひら
)
引込
(
ひつこ
)
一鍬
(
ひとくは
)
翌日
(
あくるひ
)
縫物
(
ぬひもの
)
毒蛇
(
どくじや
)
蝙蝠
(
かうもり
)
明日
(
あした
)
誰
(
だれ
)
鍬
(
くは
)
噂
(
うはさ
)
勢
(
いきほひ
)
兎
(
うさぎ
)
上
(
かみ
)
身体
(
からだ
)
蹴散
(
けち
)
雉
(
きじ
)
鳩
(
はと
)
鹿
(
しか
)
藪
(
やぶ
)
蔦
(
つた
)
茨
(
いばら
)
腑
(
ふ
)
鼠
(
ねずみ
)
穴熊
(
あなぐま
)
爪
(
つめ
)
煙草
(
たばこ
)
灯
(
ひ
)
栗
(
くり
)
押入
(
おしいれ
)
或日
(
あるひ
)
或
(
ある
)
崖
(
がけ
)
山鶏
(
やまどり
)
尻
(
しり
)
家
(
うち
)
危
(
あぶな
)