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真裸
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まはだか
ふりがな文庫
“
真裸
(
まはだか
)” の例文
旧字:
眞裸
そこへ相役の一人が供先から帰って
真裸
(
まはだか
)
になって、
手桶
(
ておけ
)
を
提
(
さ
)
げて井戸へ水を汲みに行きかけたが、ふとこの小姓の寝ているのを見て
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さうして、其
雲
(
くも
)
の
峰
(
みね
)
をよく見ると、
真裸
(
まはだか
)
な
女性
(
によせう
)
の
巨人
(
きよじん
)
が、
髪
(
かみ
)
を
乱
(
みだ
)
し、身を
躍
(
おど
)
らして、一団となつて、
暴
(
あ
)
れ狂つてゐる
様
(
やう
)
に、
旨
(
うま
)
く輪廓を
取
(
と
)
らした。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
曇る空波のしろきを前にして網を打つなり
真裸
(
まはだか
)
の人
註釈与謝野寛全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
真裸
(
まはだか
)
の
快
(
こころよ
)
さ、人目に触れぬ嬉しさに
窃
(
そ
)
とほゝゑむ。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
そうして、その雲の峰をよく見ると、
真裸
(
まはだか
)
な
女性
(
にょしょう
)
の巨人が、髪を乱し、身を躍らして、一団となって、
暴
(
あ
)
れ狂っている様に、旨く
輪廓
(
りんかく
)
を取らした。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
“真裸”で始まる語句
真裸体