“真裸体”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まっぱだか78.6%
まつぱだか14.3%
まはだか7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その内に真裸体まっぱだかの赤ん坊が、糸の無い月琴を弾きめると、皆一時にピタリと踊りをめて、手に手に持っている道具を藍丸王に渡した。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
夕方ゆふかたになると竹垣たけがきに朝顔のからんだ勝手口で行水ぎやうずゐをつかつたのちのまゝ真裸体まつぱだか晩酌ばんしやくを傾けやつとの事ぜんを離れると、夏の黄昏たそがれ家々いへ/\蚊遣かやりけむりと共にいつか夜となり
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
それと行違ひに薄べりと浴衣ゆかたを冠りし真裸体まはだかの男二人雨をついて走る。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)