“裸体画”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はだかえ33.3%
らたいが33.3%
らたいぐわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし御存ごぞんじの通り、西洋へ行ってもこれとさだまった職業は覚えず、学位の肩書も取れず、取集めたものは芝居とオペラと音楽会コンセール番組プログラムに女芸人の寫真と裸体画はだかえばかり。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「神田仁太郎という男だネ」そういって、私は、帆村の室にかかっているブコバックの裸体画らたいがが、正午ちかい陽光ようこうをうけて、まぶしそうなのを見た。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
相撲の話で思出したが、何時いつか、「人間」といふ雑誌の表紙の絵を、二枚、警視庁の役人に見せたところが、一つの絵は女の裸体画らたいぐわだから許可することは出来ない。
世の中と女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)