“畔柳”の読み方と例文
読み方割合
くろやなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
医局へ這入はいると、副院長の畔柳くろやなぎ博士が廊下の会話を聞いていたと見えて、にやにやと笑っていた。
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
貫一はただちくるまとばして氷川なる畔柳くろやなぎのもとにおもむけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
畔柳くろやなぎ博士に診てもらったが、残念なことには両腕とも運動神経がすっかり切れてしまっとる。
白金神経の少女 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)