“仲町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかちょう52.0%
なか20.0%
なかまち16.0%
なかちやう12.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の頃評判の遊女屋山口七郎右衞門の仮宅は深川仲町なかちょうで、大した繁昌でございます。仮宅の時にはい花魁を買えることが有りまする。
仲町なかですよ、少し遠いけれど、泊めてやりゃいいと、御新造様の知合いの家の芸者衆で、何んでも巴家とか言いましたが——」
昨夜の五ツ過ぎに、大塚仲町なかまち辺の町家の者が二人連れで、その御門前を通りかかりますと、例の白い蝶に出逢いましたそうで……
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
したがつて、洲崎すさきだの、仲町なかちやうだの、諸入費しよにふひかる場所ばしよへは、ひて御案内ごあんないまをさないから、讀者どくしや安心あんしんをなすつてよい。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)