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仲町
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なか
ふりがな文庫
“
仲町
(
なか
)” の例文
「
仲町
(
なか
)
ですよ、少し遠いけれど、泊めてやりゃいいと、御新造様の知合いの家の芸者衆で、何んでも巴家とか言いましたが——」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「少し凉し過ぎるが、良い日和ぢやありませんか。これから直ぐ正燈寺へのして、
刷毛序
(
はけついで
)
に
仲町
(
なか
)
を覗きたいくらゐのもので」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
全く、八五郎に取つて、
仲町
(
なか
)
へ冷かしに行つて、腹を減らして、大引け過ぎに
塒
(
ねぐら
)
に歸るのが、唯一の秘密であつたのです。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そんなものを相手にやしませんよ。あつしの相方は入山形に二つ星とまでは行かないが、
仲町
(
なか
)
でも名の通つた——」
銭形平次捕物控:317 女辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
仲町
(
なか
)
をクワツと明るくしたほどの女だ、上品で愛嬌があつて茶の湯生花歌へえけえ——諸藝に達して親孝行で」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「
仲町
(
なか
)
の知合ひの家へ行つて、お月見の御馳走になつて、たうとう泊つてしまひました」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
仲町
(
なか
)
の知合の家へ行って、お月見の御馳走になって、とうとう泊ってしまいました」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
次に呼出されたお国は、せいぜい二十一二、芸妓にしては年増ですが、
仲町
(
なか
)
の芸妓らしく素顔に近い薄化粧で、少し青い顔も、唇のわななきも、抜群の美しさを隠しようはありません。
銭形平次捕物控:069 金の鯉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「上州——でも、
仲町
(
なか
)
で育ちました、姉の仕送りで」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「上州——でも、
仲町
(
なか
)
で育ちました。姉の仕送りで」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
仲
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“仲”で始まる語句
仲間
仲
仲人
仲違
仲居
仲好
仲店
仲々
仲善
仲働