“仲善”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかよ58.8%
なかよし41.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ビスマルクが或時仲善なかよしの友達と連立つて猟に出た事があつた。すると、うしたはづみか友達は足を踏み滑らして沼地ぬまぢはまつた。
お延と仲善なかよく暮す事は、夫人に対する義務の一端だと思い込んだ。喧嘩けんかさえしなければ、自分の未来に間違はあるまいという鑑定さえ下した。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「えゝ。んだにいさんが広田先生とは大変仲善なかよしだつたさうです。それに美禰子さんは英語がすきだから、時々英語を習ひに入らつしやるんでせう」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
と賢ちゃんが言掛けると、仲善なかよしの友の言う事だが、私は何だか急に口惜くやしくなって、かっ急込せきこんで
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)