“仲働”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかばたらき66.7%
なかばたら20.0%
なかはたら6.7%
なかはたらき6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文庫ぶんこ御宅おたくのでせうね。いんでせうね」とねんして、にもらない下女げぢよどくがらしてゐるところへ、最前さいぜん仲働なかばたらき
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
月並な西洋館もなく、模範勝手もなく、車屋の神さんも、権助ごんすけも、飯焚も、御嬢さまも、仲働なかばたらきも、鼻子夫人も、夫人の旦那様もない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
千葉ちば御恩ごをんのあたゝかく、くち數々かず/\のおれいはねども、よわをとこなればなみださへさしぐまれて、仲働なかはたらきのふくたのみておれいしかるべくとひたるに、わたもの口車くちぐるまよくまはりて、斯樣かやう/\しか/″\で
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一方かた/\仲働なかはたらきふくのこゑ、叮嚀ていねい叮嚀ていねいにとおつしやるけれど、一にちわざうして左樣さう行渡ゆきわたらりよう、隅々すみ/″\隈々くま/″\やつてておたまりがらうかえ、ところをざつとはたらいて、あとはいづれもとなれさ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)