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仲働
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なかばたら
ふりがな文庫
“
仲働
(
なかばたら
)” の例文
月並な西洋館もなく、模範勝手もなく、車屋の神さんも、
権助
(
ごんすけ
)
も、飯焚も、御嬢さまも、
仲働
(
なかばたら
)
きも、鼻子夫人も、夫人の旦那様もない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
我
(
わ
)
れも
思
(
おも
)
ひの
燃
(
も
)
ゆるに
似
(
に
)
たり、一
夜
(
よ
)
仲働
(
なかばたら
)
きの
福
(
ふく
)
こゑを
改
(
あらた
)
めて、
言
(
い
)
はねば
人
(
ひと
)
の
知
(
し
)
らぬ
事
(
こと
)
、いふて
私
(
わたし
)
の
徳
(
とく
)
にも
成
(
な
)
らぬを、
無言
(
むごん
)
にいられませぬは
饒舌
(
おしやべり
)
の
癖
(
くせ
)
、お
聞
(
き
)
きに
成
(
な
)
つても
知
(
し
)
らぬ
顏
(
かほ
)
に
居
(
い
)
て
下
(
くだ
)
さりませ
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
でなければ
家
(
うち
)
のものだが、それでは少し変である。須永の
家
(
いえ
)
は彼と彼の母と
仲働
(
なかばたら
)
きと下女の
四人
(
よつたり
)
暮しである事を敬太郎はよく知っていたのである。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
仲
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
働
常用漢字
小4
部首:⼈
13画
“仲”で始まる語句
仲間
仲
仲人
仲違
仲町
仲居
仲好
仲店
仲々
仲善