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権助
ふりがな文庫
“権助”の読み方と例文
読み方
割合
ごんすけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごんすけ
(逆引き)
月並な西洋館もなく、模範勝手もなく、車屋の神さんも、
権助
(
ごんすけ
)
も、飯焚も、御嬢さまも、
仲働
(
なかばたら
)
きも、鼻子夫人も、夫人の旦那様もない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
昔、大阪の町へ
奉公
(
ほうこう
)
に来た男がありました。名は何と云ったかわかりません。ただ
飯炊奉公
(
めしたきぼうこう
)
に来た男ですから、
権助
(
ごんすけ
)
とだけ伝わっています。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
実をいうと実務というものは台所の
権助
(
ごんすけ
)
仕事で、馴れれば誰にも出来る。実務家が自から任ずるほどな難かしいものではない。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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(12作品)
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“権助”の解説
権助(ごんすけ)は、架空の人物名。小僧の定吉と並ぶ、古典落語に登場する奉公人のキャラクターである。主に江戸落語で登場する。
元々「権助」という名前は個人名というより、地方出身の商家の使用人、特に飯炊きの総称で、職業名を示す普通名詞だった。落語に出てくる権助も地方から江戸に上京してきた田舎者で、奉公先で飯炊きや、下男をしている。
(出典:Wikipedia)
権
常用漢字
小6
部首:⽊
15画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
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