“権之助”の読み方と例文
読み方割合
ごんのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河原崎座主、河原崎権之助ごんのすけは、九世団十郎が、市川宗家そうけに復帰しない、養子にいっていた時の名——現今いまでもあのあたりは、歌舞伎座、東京劇場、新橋演舞場が鼎立ていりつしている。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その上禁制の切支丹きりしたんの伝書や、異国交易の文書があったので、領地を召上げ、財貨を官没し、長男藤十郎以下、外記げき権之助ごんのすけ雲十郎うんじゅうろう等七人の子女は、一人残らず斬られたり流されたり
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)