“久我之助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こがのすけ80.0%
くがのすけ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきに市村座で彼のお三輪や久我之助こがのすけを観て、大いに感激させられたわたしは、今度の美女丸でいよいよ彼の前へ降伏した。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
歌舞伎かぶきの舞台では大判事清澄の息子久我之助こがのすけと、その許嫁いいなずけ雛鳥ひなどりとか云った乙女おとめとが、一方は背山に、一方は妹山に、谷にのぞんだ高楼たかどのを構えて住んでいる。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)